Flower Tea House

ゆる旅ブログという名の懺悔室

今更ながら13年落ちのCanon EOS 5D(初代 )を購入し、念願のフルサイズ一眼レフデビューをする。

にゃんぱす、teniosoです。

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天気の悪い日というものは否応なしに憂鬱になりがちですが、
近年、幸か不幸か脱引き籠り傾向のある私は何時にも増して休日の雨に肩を落とします。

 

それにしても梅雨がやってきたな~とぼやいてるのも束の間で、近年でも深刻な猛暑に見舞われてどちらにしても屋外活動をする生気を奪われてしまう結果となりましたね。

 

ところで皆さん、撮影楽しんでますか?

 

撮るものは写ルンですでもスマホでもコンデジでも何でもいいです。一眼レフ機でもミラーレスでもフイルムカメラでもなんでもいいです。

思い出の一ページを記録に収める、実に素敵な事じゃあありませんかと思う訳でございます。

 

フルサイズセンサーの搭載されたカメラが欲しい(唐突)

 

ワタクシが写真論的なものを語れる訳がないじゃないですか…

 

タイトルの通りですが晴れてフルサイズ一眼レフを購入しました。

それがこちら。 IMG_0700.jpg

 

Canon EOS 5Dです!

 

お値段なんと込み込み2万円!!!!!(確か)

 

APS-C機用のレンズよりも安い!

 

しかし何故お前この局面で初代5Dなんだと、なぜそのチョイスなのかと。

そんな質問誰からも飛んでこなくても勝手に経緯を書き殴っていきますよ。

 

価格面

これですよ。まずこれが一番大事。

確かに日進月歩でスペックアップしていく現行のカメラと比較すると、13年落ちのボディはあちこちで古さが目立ちます。

(※特にどの辺が目立つのかは後述します。)

 

低画素数への抵抗が無くなった

高画素は高画質!低画素は低画質!なんて思い込みなどありゃしませんが、カメラデビューが2400万画素だった為、どうにもそれ以上低い画素数を選ぶ理由が見つからなかったのが本音です。しかし2400万画素のPENTAX K-70から1600万画素のFUJIFILM X70に持ち替えた時になんの違和感も感じる事が無かった為、この一件で心の柵を取り払うのに一役買ってくれました。

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旧機種への抵抗が無くなった

これも上記と似たようなものです。現行機でデビューしたのに古い機種を買う理由なんてありません。でも性能面では不便さは生じるものの写りに関しては一概に新しければ良いと言うものでも無いなあと再認識するに至ります。

 

α7Ⅲは間違いなくほぼ全方面において優秀だが…?

 ぶっちゃけ2018年のこの局面でフルサイズデビューするならα7Ⅲでしょう。そうに決まってる。強く断言できるほどの素晴らしい出来ですよアレは。ただやはりレンズ選びの面で財力が試されてしまうも事実。

(※リッチな人はどんどんZEISSGMを生やして経済を回そう!)

もちろんマウントアダプターだとか色んな対策はできるんですけどもね。因みにEマウントユーザーになったらフォクトレンダーのNokton 40mm F1.2、Apo lanther 65mm、Tokina Firin 20mm、このあたりはマストで選びたいですね。

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オールドレンズ遊びするなら?

やはりミラーレスとの相性は抜群でしょうなし、尚の事α7Ⅲが最適解です。というかレスポンスやら機能面気にしないなら初代でも二代目でも十二分に活躍してくれると思います。しかしオールドレンズ遊びがFF機を買うメインの口実というわけでもないしいざとなったらFUJIFILMがあるしうーむ・・・。

 

レフ機が恋しくなった

正直これはかなり大きな要素なんです。X-E3を使い始めてから至れりつくせりで細かいツッコミポイントは多々あれど痒い所に手が届く利便性におんぶに抱っこでした。しかし手放したK-70の亡霊がたまに枕元に立つようになってしまったんです。OVFの呪いかもしれません。

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むしろ今でも根強いファンの多い5Dclassic

そうです。つまり今はフルサイズ一眼レフが欲しいんだなと結論付けられました。そうなるとコスパ神のD750のレンズキットなどが筆頭に上がるわけですが、察しの通りワタクシあんまお金ないわけです。もうちょっと頑張ればα7Ⅲ買えちゃいますし。

そこで目を付けたのがEOD 5D。この初代5Dは海外では5Dクラシックなどの愛称で親しまれてるようです。画素数も1200万だしISOも最大1600だし感度オートもないしで悩ましい限りでしたが別に取り逃がしちゃいけないシーンはそう多くあるわけではないしこの不便さを楽しむの一興かと考え始めたわけです。

 結局買ったが実際のところ…?

みんなの巨大有料防湿庫こと某地図カメラ店で並品(そこそこ使用感アリ)がなんとポイント等を駆使すると2万円前後で買うことが判明してしまい、大して悩むこともなくポチりました。

ボディだけではどうにもならないのでもちろんレンズも買ったわけですがそれは次回のネタにします。

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Goodな点

シャッター音が良い

これ非常に大事です。canonは1D系以外はフカフカというかペコペコするイメージがありましたがノスタルジーを感じさせるメカニカルな音がします。

グリップが良い

敢えて言及しなくても良いかもしれませんがホールド性は非常に良好です。しっかり握れます。

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データが軽い

1200万画素ということもありデータが軽く取り回しが良いです。Lightroomの読み込みも早くて良好です。

撮って出し(スタンダード)が良い

canonの撮って出しが良いのは存じてましたが確かに良いです。

しかしスタンダード以外はちょっと使いどころに困る印象がありました。ポートレートモードなんかはマゼンタに派手にすっころぶので使う気が起きませんでした。それからなんとなく全体的にアンバーグリーン寄りです。この辺が独特のノスタルジーを感じさせるのかもしれません。ライトルームのカメラプロファイルはもう少しブルーマゼンタ寄りになっています。

絵に厚みの様なものを感じる

これは何が起因しているのか断言できないのですが色やコントラストが!というわけではなく濃い写真が出てくるなという印象を受けました。シャープネス感もあまり感じないのでそのあたりが一役買っているのかもしれません。

 

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Badな点

ファインダーがあまり見やすくない…?

まず視野率が100%ではないようです。それからくすんだ印象をいけました。視度調整を行っても表示項目がガチピンにならないのもちょっと謎です。

ISOオートが無い

これは…非常に不便です。毎度手動で変えても良いのでしょうけど、フイルムを変えるが如く、潔く感度決め打ちで絞りとシャッタースピードのみで露出を決める方がいいのかもしれません。

 

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高感度に弱い

これも致し方ないですね。上限もなんとISO1600までです。ISO800でそれなりにノイズが乗りISO1600で派手にノイズが乗ります。

背面液晶がゲームボーイ

もうゲームボーイと言っても通じない世代も珍しくなくなりましたがわかる方には分かるでしょう。初期中期のガラケー並と言っても通じるかもしれません。色温度がやたら低く青被りしている上にドットが荒くどこにピントが合っているか分からない始末。しかしこれが寧ろ帰宅してからPCで確認するワクワク感に繋がるとも言えます。

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まとめ

道具としての信頼に重きを置かれる方には非常にオスススしにくい機種となってしまいましたが、不便さもまた一興と酔狂な楽しみ方を味わえる方には価格も相まってオススメできると感じました。

私は今となっては不便なこのボデイにMFのオールドレンズをつけて遊ぶことにしました。

 

レンズ編については次回の記事で。

 

今回はここまで。

 

(使用カメラ)

 

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D MarkII ボディ

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D MarkII ボディ

 

 

 

Canon 標準ズームレンズ EF24-70mm F2.8L USM フルサイズ対応

Canon 標準ズームレンズ EF24-70mm F2.8L USM フルサイズ対応