Xマウント用の標準単焦点、Carl ZeissTouit32/1.8を買ってしまったので懺悔のレビュー。
にゃんぱす、teniosoです。
誰も待ってないと思うけど、改めて長らくご無沙汰しておりました。
ここ数か月仕事が急に忙しくなってしまったり、バンドにサポートギターとして加入し急ピッチで練習を進めたりと気が付けば2か月も更新が滞っていたようです。
ということでまたもやちょこちょこ溜めていたネタを消化していきます。
そんなわけでコレ買いました。
そうです。ドイツが誇る数々の珠玉のレンズを送り出しているあのCarl Zeissの単焦点レンズを買ってしまいました…！
お前ちょっと前にXF35/F1.4買ったばかりだよな？って怒られてしまいそうですがどうにもTouit32の浮き立つような立体感空気感に加えてキレのあるコントラストが気になって仕方なかったのです。
まずは開封の儀。立派な化粧箱に入っています。
フジノンとは間逆の驚きの白さ。
内箱等もフジノンより金かけてるなと言う印象はありますね。
スポンジが固め。
それではレンズを取り出していきます。
やだちょっとかっこよくないですか？
Eマウントにも同モデルがありますがXマウント用にはなんと絞りリングがあるのです！
（ただこのリングはゴム製でここがベロベロに捲れてしまいやすいので注意）
ZEISSのロゴの存在感。
Plannarの文字が輝いてますね。
ちなみにTouit32って正真正銘OEMでもなんでもないCarl Zeiss製造らしいですよ。
コシナカールツアイスのほうが好きだ！って話も耳にするんで意外と好みわかれてしまうんでしょうかね？
さて前置きはこの程度で良いでしょう。肝心なのは写りです。
まずはわんわんおです。
どうでしょう、実に毛一本一本繊細に描写してるのではないでしょうか。
ボケはちょっと硬い気がしなくもないですが。ピント面前後の立体感や空気感は見事ですね。
ここは亞細亞食堂サイゴン という世田谷にあるアジア料理店。フラフラしているところオリエンタル感の漂う店舗の外観に吸い込まれてしまいました。
金属の質感も良いのではないでしょうか。
あとここのパクチー餃子美味いよ。
これは三つ峠に行った時にしようしたものですね。
やはりピント面はキレますね。
個人的に高周波をバックにした時のボケはガビる印象がありますのでこの辺は弱点かも。
遠景パンフォーカスはどうでしょうか。
見事に解像してる様に見えます。
スナップはやはり強いですね。
金属の描写には長けているようです。
プラスチックもプラスチック感を出してくれます。
結婚式で使用させてもらいましたが人物描写もキラキラとハイファイに写るので人物撮影も得意ジャンルなのではと。
XF35/1.4と比較して優位に立てないのはボケの質、明るさになるのでしょうが、ワタクシは割とF2位まで絞っちゃうのでこの辺は我慢できそうです。
AFはTouitの方が速いです。
コントラストに関しては高いことを好まない方もいらっしゃるので好みが分かれそうです。
XF35/1.4のやわらかくしっとりした描写も実に捨てがたいですね。
あとは手が切れそうな程のエッジ感も好みが分かれるところかもしれません。
解像感もこちらが上ですね。
XF35/2の存在もあるので一概に言いにくい部分はありますがXF35/1.4よりも一皮剥けるような描写を欲している方には勧められる一本であると言えます。
もう少し研究すべくたてもの園などに連れてって試してみるつもりです。
（XF35/F1.4でスナップした時の記事）tenioso.hateblo.jp
今回はここまで。
(使用カメラ)
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