サブ機を買ったつもりがメイン機まで買い換えてしまった話
にゃんぱす。teniosoです。
あけましておめでとうございます。(初日の出)
という事で今更ですがやっちまいました。
買っちまいました。フジフィルムのコンデジX70。
FUJIFILM デジタルカメラ X70 シルバー X70-S
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2016/02/18
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
結果から言うとすごく良いです。
撮ってだしで良い感じの色が出てくれるというのは本当でした。
買った理由
①軽量化
率直にちっこいのが欲しかったからです。
特にチャリ旅ではかなりつらい。
APS-C機でも小型とはいえK-70にズームレンズをつけた状態の姿はそれなりデカく旅先の飯撮りが若干気恥ずかしいと感じる時もあります。
②フィルムシミュレーションが気になった
K-70のカスタムイメージやホワイトバランスは中々優秀だと思っています。それでも撮ってだし最強と謳われるフジフィルムが気になって仕方ありませんでした。
③AF精度
レフ機やペンタ機自体の宿命ではありますがどうも位相差AFはピントを外します。特に前ピンが圧倒的に多く、被写体が遠くなると顕著にその傾向が現れます。あと暗いときかな。
トラベルカメラとして使用する際サッと出してサッと仕舞いたいので一々時間かけてらんないんですね、なのに撮れたものがびみょんだったりすると萎えちゃうわけです。
④フジノンレンズの写り
これは定評もあるでしょう。今回はパンケーキレンズのコンデジですがフジノン単焦点を味わうきっかけとしては十分かなと。
⑤高感度耐性
K-70も高感度耐性はかなり優秀だと思っています。がそれ以上の可能性を感じました。
⑥タッチシャッター
トラベルカメラにおける機動性向上です。
一々測距点を変えなくとも一発でスマホみたいにピント合わせてそのままシャッター切れるのは楽に決まってる。
⑦USB給電
そりゃできたほうがいいですよね。
⑧超寄れる
すっごく寄れる。
というわけで
テ゛テ゛ン
ちっさい。いいよ。とてもちっさい。
辛口目のマイナスポイント
①見た目の割りに重い。
意外とずっしりきます。
②グリップの悪さ
ぶっちゃけ片手のホールドは最悪です。
両手で撮るべきです。
③左十字ボタンが最高に押しにくい。
チルト液晶が出っ張っているのでマジで押しにくい。爪立てる必要がある。というかそれ以外も基本押しにくい。
④バッテリーの持ちは良くない。
覚悟してましたのでこんなものかとは思いますけど。
⑤レンズキャップはまあ・・・
せめて紐で本体と繋げられれば良かったね。
プロテクターつけてそのままカバン入れてるけど。
⑥操作性は良くない。
一眼レフ機からの移行なので物理ボタンが少ないのは仕方ないよね。
⑦絞りリングがまわしにくすぎる。
絞りリングにFnリングがついてるのでそれをまわしてしまわないよう2つのでっぱりがついているんですが即座にキャッチできなくて地味にイラっとします。
⑧シャッターフィーリングがおもちゃ
テンションあがらないです。レンズシャッターなんで「カチッ☆」って感じの音がします。でも静かなんでメリットになる人ほうが多いかも。
⑨手振れ補正がない。
もちろん知ってはいましたがやっぱ広角とはいえないと失敗するシーンが出ます。
とはいえミラーショックも無いし画素数も16MPなのでSS1/40くらいなら以外といけてしまうなという印象です。
⑩ダイナミックレンジは狭い感じがする。
特にシャドー側。でもなぜか良い味になってくれる。
等と個人的にはこんな弱点が見つかりましたが
お遊びで使うくらいの気持ちだったのに大変に気に入ってしまいます。
いくつか作例を挙げておこうと思ったんですが一回ライブで使って気に入ってすぐにイコンに手を出しWCL-X70をポチってしまい素の状態で撮った写真がライブ写真くらいになってしまったので割愛。
FUJIFILM X70用ワイドコンバージョンレンズ(ブラック) WCL-X70 B
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2016/06/16
- メディア: 付属品
- この商品を含むブログを見る
ワイコン
ワイコン自体は評判どおりフードはラバーで非常に扱いにくい。
埃もありえないくらいつくので基本おうちで待機です。
写りに関しては特に不満もなくバッチシです。
欠点といえばやっぱX70本体に対して重くほぼミラーレス機のかさばり方になるという点。
それからいざ外すにも、ねじ式のためちょっと手間が。
レンズフィルターなんかつけてたら28mmか21mmでどっちかにしないと旅先では少々辛い。
そんな訳で付けっぱなしにして早速使ってきました。
撮ってだしの作例
良い感じですよねー。寄れるし明るさもF2.8あるし。
RAW現像での作例
まだフォトショのフォの字も知りませんでしたのでライトルームで弄っただけですがここまでパキっとしかも色がバッチリ乗ってくれて感激しました。
しかし。気に入ってしまったが為に・・・
サブにサブ以上の役割を求めだしてしまうのです。
やっぱりファインダーが欲しい。
ダイヤルが欲しい。
ていうかレンズ交換したい。
グリップを向上させたい・・・とか。
そこでミラーレス機に結局目を向けることになってしまったのです。
結論から言うと
X-E3とXF18-55のレンズキットを手に入れました。
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-E3レンズキットブラック X-E3LK-B
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2017/09/28
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
決定打になったのは価格、サイズ、重量、タッチシャッター、アドバンスドオート撮影、フォーカスレバー、デザイン、レンジファインダースタイルです。
決定打要素多すぎる。
それでも悩んだんですよ本当に。
他機種との比較の苦悩の歴史
■X-T2:防塵防滴、グリップ、デカイファインダー、豊富なアナログダイヤル。言うまでも無く流石のフラッグシップ機です。ただこのサイズ重量になってくるとSONY α7シリーズと遜色無くなって来るし軽快に撮れるレンジファインダースタイルを選びたかったんですね。価格もα7Ⅱ並ですし。防塵防滴性能については登山などに行っても雨降ったら仕舞うだろうし必須事項でも無いなと思い始めました。耐寒性能だけは不安ですがX-E3でもー25℃環境に持ってて使えたなんてテスト報告がありイケルやん!との事で候補から外しました。最後まで悩みました。
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T2 ボディ X-T2-B
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2016/09/08
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (4件) を見る
■X-Pro2:ほぼX-T2並みのタフネスで同様に魅力的です。レンジファインダースタイルにOVFも同時に使えるという訳のわからん機種です。しかし何故か肌に合わない感じもありました。なんとなくファインダーが見やすくない気が。OVF時もフレーミングされるエリアの範囲選択が勝手に決まる等特に必須で欲しい機能でも無いと考えました。
後はまあデカイですよね。スナップ機にしては。
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-Pro2 ボディ X-Pro2
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2016/03/03
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (2件) を見る
■X-T20:これめっちゃ良いんですよ。コスパお化けです。チルト液晶付いてるし人に勧めるなら断然こっちです。しかしデザインがピンとこなかったのとグリップ感が良くなかったのとレンジファインダースタイルが良いので外しました。
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T20 レンズキットブラック X-T20LK-B
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2017/02/23
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
■X-E2:中古などで買ったらとんでもなく安く上がりますね。ただセンサーがX70と同じと考えると新調のワクワク感が薄れるなと思い外しました。
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-E2 ズームレンズキット ブラック F X-E2B/1855KIT
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2013/11/09
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
またもやそんなわけで
It's my new gear…
(なんだか無駄にホコリが目立つな・・・)
とてもカッコいい。精悍。
付属のフラッシュ装着
サムレスト装着
エフフォト F-Foto サムレスト for X ブラック Fujifilm フジフィルム X-E1、X-E2、X10、X20に最適、サムグリップ X_BK TR-X-BK
- 出版社/メーカー: F-Foto(F-Foto)
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
十字キーが無いおかげでグリップに不満は無いけどドレスアップも兼ねて
(本当デスクライトで照らすと一気にホコリ目立つな・・・)
まず一日シェイクダウンで使った感想ですが本当に軽い。レンズ含めて。
一日中携帯するとなるとこれは確実に楽になる。
既に18きっぷ旅にも連れてったので作例もいくつかおいておきます。
RAWでの作例
言及し忘れましたがXF10-24の超広角もポチっておりますので広いやつはそれを使ってます。
FUJIFILM 超広角ズームレンズ XF10-24mmF4 R OIS A Amazonベーシッククーポン付
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
というわけで今後の写真は私の新たな相棒X-E3でお届けします。
今回はここまで。